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映画「ミナリ」

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アカデミー賞6部門ノミネート!の話題作

  • 原題:Minari
  • 出演:スティーヴン・ユァン、ハン・イェリ、ユン・ヨジョン、ウィル・パットン、スコット・ヘイズ 他
  • 監督・脚本:リー・アイザック・チョン
  • 公開:2020年・アメリカ(日本は2021年3月19日公開)

先日,ミナリの試写会に行ってきました。10数年ぶりにラジオにリクエストしたら、当選しました。
(ありがとうございます!)

COCOLO Earth Colors -KOREAN- BLOG
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リクエスト曲も含め、すべて韓国語の番組で、あまり聞き取れてませんが、
語学学習を兼ねて聴いている、おすすめのラジオ番組です。

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簡単なあらすじと感想

1980年代にアメリカにやってきた韓国人の移民家族を描いた映画。
夫は農業での成功を夢みていますが、妻は不安を抱えているところからお話が始まります。

おばあちゃんとの関係性がリアルで、デビッド役のアラン・キムくんの演技の
悪い表情、大人びた顔、子供っぽい仕草、幼いのになんと自然な演技!
(彼よりも幼い甥っ子がいるのですが、一瞬悪い表情をする瞬間があって、
子供ならではの、作り込みすぎないリアルな表情が、とてもうまいなぁと思いました。)

ベテラン女優のユン・ヨジョンさんとのシーンにも引き込まれました。

タイトルのミナリは韓国語でセリ(芹)だそうです。
大きなドラマがあるようなお話ではないけれど、
ミナリのように強く根を張ってたくましく生きていく、そんな映画ではありました。

結構デビッドのシーンでくすっと笑えるシーンがあり、見やすい映画ではあります。
デビッドのシーンが多いので、イラストもおばあちゃんとデビッドを描きました。

舞台は広大な土地だけど、あくまで家族という小さな世界で進んでいく物語。
どこかしら共感できる部分も多いかもしれません。

出演者について

〈お父さん/ジェイコブ役〉 スティーヴン・ユァンさん
「ウォーキング・デッド」シリーズに出ているそうですが、残念ながら私は未視聴。
彼の出演作、韓国映画「バーニング 劇場版」は「ミナリ」の後に視聴してみました。
(2021年3月末までならGyao!で無料のようです)。

村上春樹の短編小説「納屋を焼く」が原作だそうで、
短編が結構長い時間の映画作品になっているのですが、
「僕は時々ビニールハウスを燃やしています」と話す、怪しげな男性の役が妙に似合っていました。

〈お母さん/モニカ役〉 ハン・イェリさん
私は彼女の出演作に一つ、
ドラマ「スイッチ」の1話目しか見ておらず、お顔は知っているけど馴染みはない女優さんですが、
ドラマ好きの方だと知ってる方も多いのではないのでしょうか。

〈おばあちゃん/スンジャ役〉ユン・ヨジョンさん
ベテラン女優で多くのドラマや映画、何より人気リアルバラエティ番組
「ユン食堂」「ユンステイ」が有名なので、どこかできっと見たことがある女優さんかと思います。
私は「がんばれ!クムスン」で初めて知った気がします。

おわりに

映画製作会社のA24とPlan B Entertainmentがタッグを組んだという本作。
韓国語メインですが、アメリカが舞台なので、英語も飛び交う映画です。
こちらは、アメリカ資本の映画なので、エンドロールにも
「プランB」のCEOであるブラッドピットさんのお名前がバーン!とでてきます。

アメリカ資本の映画ではありますが、ドラマファンにも馴染みの俳優さんが出演ということで、
今回取り上げてみました。

なんと、アメリカのアカデミー賞で6部門にノミネートされている「ミナリ」!
(作品賞・監督賞・男優主演賞・女優助演賞・脚本賞・音楽賞)

ユン・ヨジョンさんがが女優助演賞にノミネート、
スティーヴン・ユァンさんは男優主演賞にノミネートということで、
なかなか映画館に行くのも不安ではありますが、席を空けたりなど、
色々映画館も対策はしているので、自分でも気を付けつつ楽しんでみるのもいいかもしれません。

日本時間で4月26日にユン・ヨジョンさん、アカデミー助演女優賞受賞されました!
おめでとうございます!!

映画では英語があまり話せない役柄でしたが、アメリカで暮らしたこともあるので英語のスピーチがお上手でした!
(ユン食堂ではよく外国の方とコミュニケーションとられてましたね)

話す言葉にもお人柄が表れていて、素敵でした。